MY FIRST KOKESHI! が終わって

MY FIRST KOKESHI! が終わって

高円寺フェス MY FIRST KOKESHI! 無事終了しました。
たくさんの人にご来場いただき、
2日間ともすごく楽しい時間になりました。

13日に行われたトークショーでは半分司会のようなことをさせていただきました。
ずるずるとだらしない進行になってしまいましたが、
浅生ハルミンさんのさりがないフォローもあり、
阿保六知秀工人、こけし館店長の山田さんの
貴重な話を聞き出す事ができたのではないかと思っています。

前日にイベントに参加するメンバーでの懇親会のようなものがあったのですが、
そこで阿保さんを独り占めにしていろいろな話をしました。
その中で、
息子さんやお孫さん達の代までこけしを作るのに困らないように、
黒石の山でこけしの原木となる楓を育ているという話を聞きました。
毎年木の成長を見るたびに、
伝統が繋がっていくのを見ているような気がして、
すごく嬉しいと幸せそうにおっしゃっていました。
伝統をつないでいくことは簡単なことではありません。
つなぐことをやめてしまえば、
そこで終わります。
ただ、優しい眼で未来を見つめ、
穏やかな気持ちで正面から伝統と向かい合っていけば、
しっかりとつながっていくような気もします。
伝統というのは脆くて弱いけれど、
とても強く逞しいものでもあります。

阿保さんのこけしはとても優しく、
前を見ています。

写真左から阿保六知秀工人の幸兵衛型直胴、笠幸兵衛型