東北旅行その2「高村山荘と花巻歴史民族資料館」

東北旅行その2「高村山荘と花巻歴史民族資料館」

大好きな高村智恵子の切り絵が見たくて、
高村山荘に行ってきました。
森の中に佇む山荘は、
光太郎が生活していた当時のまま保管されていて、
智恵子を失ったあとの晩年の住まいです。
そんなこともあってかどことなく寂しさも漂っていて、
真冬の雪の中、小さなストーブにあたりながら制作する光太郎を思うと、
胸が詰まるような思いがします。
智恵子の作品は2、3点ほどしか展示されていませんでしたが、
それでも作品から漂う緊張感や透明感には
はっとする魅力がありました。

そして山荘の前に入った歴史民族資料館。
強烈な場所でした。
ここは花巻に関する江戸時代から戦前までの民族資料を
所蔵・公開している施設なのですが、
別の大きな部屋に旧山口民俗資料館収蔵の資料が収蔵されています。
その中に今まで見たこと無い、
謎の木彫りの人形が紛れていました。
とにかく素朴で、とことん泥臭い。
津軽大鰐の戦前のこけし達を思わせます。
はたまた山下清の描く人物の立体版とでも言うべきでしょうか。
円空も感じます。
これはいったいなんなのでしょうか。
なんの為のものなのでしょうか。
玩具ではなさそうです。
人形の収まっている箱には
「木造人形」と書かれたタグがぶら下がっています。
もう少し調べてみる必要がありそうです。