こけしの香り

こけしの香り

先日の鳴子訪問にて、
高橋正吾さんのご自宅にお邪魔してきました。
5月にお伺いした際には(こちら
染料や表情の話などをたくさん聞かせていただいたのですが、
今回はそれらをより深く煮詰めた話になりました。
海女さん髪の毛の話までも。
正吾さんの話を聞いていると、
話しているその時代にタイムスリップしたような気分になり、
その時代の景色が目の前にありありと浮かんできます。
そしてそれは正吾さんのこけしからも感じられることなのです。

写真は今回持ち帰った正吾さんのこけし達。
作られたばかりのこけしの底からはまだほんのりと木の香りがし、
鳴子の空気を連れて帰ってきたようで、嬉しい気持ちになります。
この香りは戦前、いや、
こけしが作られはじめたと言われる江戸末期から
きっと変わらないのでしょう。
そんなことを想いながら、
古鳴子への想いを募らせています。