僕の恩師

僕の恩師

5月24日。
グラフィックデザイナーの佐藤晃一さんが亡くなりました。

僕の大学時代の恩師であり、
全てを決定付けた人。
先生が力を引き出してくれなかったら、
僕は何にもなれていなかったでしょう。
絵を描くことすらしていなかったかもしれません。

先生の授業では
「未来はない」「下品」「不謹慎」「価値がない」「論外」などなど
強烈に厳しい言葉を投げかけられてばかりでしたが、
はじめて褒めていただいた日、
「ケチャップやふりかけをかけたごまかしの味に頼らず、
おいしい白米のようなイラストレーションを描きなさい。
あなたならできるでしょう。」
そんなことを言われました。
いつも絵を描くたびに、
厳しい言葉とともにその言葉を反芻し、
自分に問いただしています。
おいしいか、と。

最後にお会いしたのは2014年の5月です。
「がんばってくださいね。期待しています。活躍が楽しみです。」
そう言って握ってくれた手の感触が今でも残っています。
信じられない。
今大好きな一文字に近い場所にいるのでしょうか。
大好きな星座は近くで見れているのでしょうか。

先生、ありがとうございました。
さようなら。
涙が止まりません。